【海外市場の注目ポイント】5月の米ADP雇用統計など
日本時間午後9時15分に5月の米ADP雇用統計が発表される。7日に発表される5月の米雇用統計の前哨戦として注目され、民間雇用者数の大方の予想は17万5000人増となっており、民間雇用者数の伸びが前月の19万2000人増から鈍化すると見込まれている。前日に4月の米雇用動態調査(JOLTS)が発表されており、求人件数は予想を下回り、2021年2月以来の低水準に落ち込んでいた。5月の米ADP雇用統計でも民間雇用者数の伸びが予想を下回る結果になれば、5月の米雇用統計に対する警戒感からドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後11時には5月の米ISM非製造業景況指数も発表される。大方の予想は51.0となっており、前月の49.4を上回り、4カ月ぶりに上昇するとみられている。
さらに、日本時間午後10時45分にはカナダ中銀(BOC)理事会の結果も発表される。政策金利は現行の5.00%から4.75%に引き下げられるとの見方が優勢となっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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