ドル買い継続、ユーロドル1.13台前半に下落もドル円は161円台に留まる=ロンドン為替概況
ドル買い継続、ユーロドル1.13台前半に下落もドル円は161円台に留まる=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、ドル買いが継続している。中東情勢はひとまず落ち着くなかで、直近の米FOMCでのタカ派姿勢転換がドル買い材料の主役になっている。また、NY引け後の米半導体大手マイクロンテクノロジー決算が注目されるなかで、株式市場はAI関連株に調整の動きがみられている。リスク警戒的なドル買いの面も指摘される。ドル円は161円台後半へと再び上昇している。ただ、介入警戒感もあって162円台乗せの勢いには欠けている。一方、ユーロドルは1.13台前半、ポンドドルは1.31台半ばへと安値を広げており、ドル買いの動きが勢い付いている。ドル指数は昨年5月以来のドル高水準となっている。クロス円はドル円の上昇の鈍さを受けて軟調に推移している。ユーロ円は183円台前半、ポンド円は212円台後半へと下落している。この日発表された独Ifo景況感指数は前回から改善したが、予想比小幅の上昇に留まった。同期待指数は予想を下回るなど勢いに欠ける内容だった。
ドル円は161円台後半での取引。東京早朝の161.50付近を安値に買われている。ロンドン時間に入ると買いに動意付き、高値を161.78付近に伸ばした。その後は介入警戒感が上値を抑えており、上昇一服となっている。
ユーロドルは1.13台前半での取引。この日は終日下落の流れが続いている。東京早朝の1.1384付近を高値に足元では安値を1.1330台へと更新してきている。ユーロ円も軟調な流れ。東京早朝の183.94付近を高値に、足元では183.30台へと安値を広げてきている。根強いドル高圧力が広がるなかで、ユーロドル主導の展開となっている。独Ifo景況感指数は小幅に改善も予想とほぼ一致、期待指数は改善したが予想には届かなかった。前日の米欧PMIの結果を受けて米欧の経済の強さの差異が意識された面もあった。
ポンドドルは1.31台半ばでの取引。東京早朝の1.3209付近を高値に、上値重く推移している。ロンドン時間に入ると売りが強まり、足元では安値を1.3150付近へ広げてきている。ポンド円はロンドン早朝の213.51付近を高値に売られている。足元では212.60台に下押しされてきている。ユーロポンドは0.8603から0.8625までのレンジで下に往って来い。足元ではユーロが買い戻されて(ポンドは売り戻し)前日NY終値水準を回復している。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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