カナダ財務相、大半の歳出計画の先延ばしを発表する見通し＝ＮＹ為替
ＮＹ時間の後半に入って、市場全体にリスク回避の雰囲気も広がる中、カナダドルは再び売りが強まっており、カナダ円は１１１円台に値を落としてる。明日はフリーランド・カナダ財務相が年次予算案を提示する予定だが、新たな歳出計画の大半が先延ばしされると見られている。そのためエコノミストは、インフレ抑制に向けたカナダ中銀の取り組みを脅かすことはないと見ているようだ。
住宅、医療保険、その他の関連項目に関する新たな歳出の総額は３００億カナダドルを超えるとも見られているが、フリーランド財務相は単年度の財政赤字を４００億カナダドルに抑えるという公約を守るため、歳出の大半を将来に先延ばして行うことを提案する予定だという。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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