ドル円は日銀金融政策決定会合後に156円台に乗せる=東京為替概況
ドル円は日銀金融政策決定会合後に156円台に乗せる=東京為替概況
東京終盤は円全面安。ドル円は、昼過ぎに日銀が金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定したことを受け円安方向に振れ、34年ぶりの高値水準となる156.22付近まで上昇した。その後は、午後3時30分からの植田日銀総裁の会見を控えて上げ一服となり、156.10前後で小動きとなっている。国債の買い入れ額は、前日に縮小の方法が議論されるとの一部報道があったが、前回3月会合の決定同様に、これまでと同程度の金額を維持した。
クロス円も軒並み円安傾向となり、ユーロ円は16年ぶりの高値となる167円半ばまで、ポンド円は9年ぶりの高値となる195.33付近まで、豪ドル円は10年ぶりの高値となる102円台に乗せている。
ユーロドルは小動き。昼頃にややドル高に振れ、1.0719付近まで弱含んだが、その後は下げ渋っている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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