【海外市場の注目ポイント】米債券市場の動向
きょうは、目立った経済指標の発表もなければ、要人発言の予定もなく、米債券市場の動向が注目される。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがフェデラルファンド(FF)金利先物の動向から算出する「FEDウオッチ」によると、投資家は現在、来年3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利が0.25%引き下げられる確率を約70%と見込んでいる。このように米連邦準備理事会(FRB)の来年早期利下げの観測が広がるなか、米10年債の利回りがこの日、低下するようであれば、ドルが売られる可能性がある。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。