原油高でドル買い優勢、インフレ懸念や米利上げ観測で=東京為替前場概況
東京午前はドル買いが優勢。ホルムズ海峡の封鎖を背景に世界の石油在庫が減少を続け、海外原油が再び上値を目指していることがドル買いの手掛かり。米長期債利回りは一時4.64%付近まで上昇し、昨年2月以来の高水準を更新した。インフレ懸念を背景に米利上げ観測が強まっている。
日本政府の円買い・ドル売り介入が警戒されていることは重しだが、ドル円は先月30日の下げ幅をじりじりと埋め戻している。原油高を受けた財政・貿易赤字の拡大見通しから日本の長期債利回りが2.80%付近まで上昇し、1996年以来の高水準を塗り替えたことが円安要因。
ドル相場中心の値動きとなっているなか、クロス円の方向感は揃わず。ユーロ円は184.65円付近まで強含んだ一方、豪ドル円は113.12円付近まで軟化。ポンド円は211円半ばで動意薄。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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