インフレ鈍化が示唆される中で、英中銀は利上げ停止を検討すべきとの声も=NY為替
きょうのポンドドルはNY時間にかけて買い戻しが優勢となり、1.24ドル台を回復している。この日発表の8月の英消費者物価指数(CPI)を受けて、一旦1.2335ドル付近まで下落していたものの、その後は買い戻される展開。
英CPIは英中銀に安心感を与える内容となったようで、短期金融市場では明日の英中銀金融政策委員会(MPC)での、利上げと据え置きの確率が五分五分に変化した。
コアインフレが顕著に鈍化傾向を示し、特にサービスインフレが鈍化したことが心強いようで、英中銀のこれまでの引き締め策が功を奏し始めていることが示唆されている。市場からは、そろそろ利上げサイクルがより効果を発揮するよう時間を与えるべきとの主張も出ているようだ。
ただ、賃金の伸び率が依然として高いことを考えると、英中銀は恐らく明日のMPCで利上げを見送ることはないとの見解も出ている。ECBのように追加利上げを実施したうえで、利上げ停止の可能性に含みを持たせるとの見方も聞かれる。
英消費者物価指数(8月)15:00
結果 0.3%
予想 0.6% 前回 -0.4%(前月比)
結果 6.7%
予想 7.0% 前回 6.8%(前年比)
結果 6.2%
予想 6.7% 前回 6.9%(コア・前年比)
GBP/USD 1.2399 GBP/JPY 183.08 EUR/GBP 0.8646
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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