【これからの見通し】ドル高基調継続も、英国勢不在で動き限定的
【これからの見通し】ドル高基調継続も、英国勢不在で動き限定的
本日は英国市場がサマーバンクホリデーの祝日となる。取引量が最も多いロンドン市場が事実上の休場となる中、やや様子見ムードとなっている。
ドル円は東京朝方に、先週末高値に迫る146円61銭まで上昇したが、その後はやや調整の動き。米10年債利回りの低下などが重石となっている。流れ的にはまだドル高方向が意識されているが、いったんは調整ムードが強まる可能性がある。
東京市場で中国政府の印紙税引き下げを受けた中国本土株、香港株の大幅高を好感して買いが出た豪ドルドルやNZドルドルは高値圏推移が続くも、上値トライの勢いは収まっている。前日比5%を超える上昇となる3219台で始まった上海総合が、3100近くまで下げ、上げ幅も1%台へ鈍化する中で、豪ドル、NZドルの買いも落ち着いた。この後の中国市場動向や商品市場動向などを睨みながらの展開。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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