ダウ平均は反落 IT・ハイテク株への買いは続く アップルが上昇=米国株概況
NY株式1日(NY時間16:26)(日本時間05:26)
ダウ平均 49499.27(-152.87 -0.31%)
S&P500 7230.12(+21.11 +0.29%)
ナスダック 25114.45(+222.14 +0.89%)
CME日経平均先物 59375(大証終比:-45 -0.08%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は反落の一方、ナスダックは上昇した。本日から5月相場に入ったが、先月の堅調な推移は継続しており、特にIT・ハイテク株が買われている。アップル<AAPL>が決算を受け上昇。予想を上回る第3四半期の売上高見通しを示したことが好感された。
また、本日は原油相場が下落していることも米株式市場を支援。イランが最新の米修正合意案に返答と伝わっていた。
ただ、市場では中東情勢を受けた原油急騰で激動となった4月相場を経て一服感も出ている。米株式市場はAI関連株主導で2020年以来最高の月間パフォーマンスを記録。今後数週間はAI相場がインフレ圧力や地政学リスクを吸収できるかが焦点となる。
一部からは「今回の米決算シーズンは非常に力強く、イラン紛争の影響にもかかわらず、株式市場の大幅下落を防いでいる。力強い経済成長見通しとAI成長ストーリーの継続が上昇相場を支える」との見方が示されている。
一方、「これほど短期間で非常に急速な回復が進んだため、短期的には多少の一服感が出る余地もある」としつつ、「相場の方向性自体は非常に強い」とのコメントも出ていた。
ストラテジストからは「原油ショックは為替や債券市場には明確に表れている半面、米リスク資産は影響が限定的との前提で取引されている。この構図が持続可能かどうかが最大の論点の1つになっている」との指摘も出ている。
ストレージのウエスタンデジタル<WDC>が決算を受け下落。好決算ではあったものの事前の期待が非常に高まっていた点が指摘されている。
経営再建中のスピリット航空<FLYYQ>の株価に売りが強まった。同社が運航停止に向けた準備を進めていると報じられたことが嫌気されている。一方、競合のジェットブルー<JBLU>やフロンティア<ULCC>に買いが強まる展開。
オラクル<ORCL>が上昇。米国防総省の機密ネットワーク向けAIプロジェクトに参加することで正式合意したと伝わった。
10代向けゲーム開発を手掛けるロブロックス<RBLX>が決算を受け大幅安。1日アクティブユーザー数が予想を下回ったほか、通期ガイダンスでも売上高見通しを下方修正していた。同社は未成年利用者保護のため、安全機能強化を進めており、それが成長鈍化に繋がった。
ソーシャルメディアのレディット<RDDT>が決算を受け大幅高。広告が好調で売上高が予想を上回ったほか、EBITDAも予想を上回った。売上高の伸びは69%増と7四半期連続での60%超えとなっている。
クラウド通信APIのトゥイリオ<TWLO>が決算を受け大幅高。通期の既存事業売上高やフリーキャッシュフロー(FCF)の見通しを上方修正した。
ウエスタンデジタル<WDC> 431.52(-3.00 -0.69%)
クロロックス<CLX> 87.11(-9.33 -9.67%)
ボストン・ビア<SAM> 214.30(-22.74 -9.59%)
オラクル<ORCL> 171.83(+10.44 +6.47%)
ロブロックス<RBLX> 45.13(-10.13 -18.33%)
レディット<RDDT> 166.48(+19.25 +13.07%)
トゥイリオ<TWLO> 183.34(+35.28 +23.83%)
スピリット<FLYYQ> 1.05(-0.36 -25.36%)
ジェットブルー<JBLU> 4.86(+0.21 +4.40%)
フロンティア<ULCC> 4.00(+0.37 +10.19%)
アップル<AAPL> 280.14(+8.79 +3.24%)
マイクロソフト<MSFT> 414.44(+6.66 +1.63%)
アマゾン<AMZN> 268.26(+3.20 +1.21%)
アルファベットC<GOOG> 383.22(+1.28 +0.34%)
アルファベットA<GOOGL> 385.69(+0.89 +0.23%)
テスラ<TSLA> 390.82(+9.19 +2.41%)
メタ<META> 608.75(-3.17 -0.52%)
エヌビディア<NVDA> 198.45(-1.12 -0.56%)
AMD<AMD> 360.54(+6.05 +1.71%)
イーライリリー<LLY> 963.33(+28.73 +3.07%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。