【本日の見通し】ドルは米指標の弱さを受けても堅調さ維持も格下げの影響に注意
【本日の見通し】ドルは米指標の弱さを受けても堅調さ維持も格下げの影響に注意
ドル高基調が継続している。昨日の市場では注目された米ISM製造業景気指数、米雇用動態調査(JOLTS)求人件数がともに以上予想を下回る弱めの結果となったが、ドル売りは限定的なものに留まり、堅調地合いを維持し、ドル円は一時143円台半ば超えまで上昇した。
ドル円は先週金曜日日銀会合直後に付けた138円00銭台からのドル高円安が続く展開。すでに5円以上の上昇となっており、行き過ぎ感があるものの、押し目は限定的で地合いはかなり堅調。144円台トライを意識する展開か。145円前後にはかなりの売りが入っていると見られることや、金曜日の米雇用統計をにらむ動きなどから、144円台での買いには少し慎重になると見られるが、地合いはドル高円安方向。
また、早朝に発表された格付け大手フィッチレーティングスによる米国の格下げの影響に注意したい。財政状況への警戒感を示したもの。見通しはネガティブから安定的に変更している。機関投資家からの売りが強まるようだと、流れが変わる可能性がある。
ユーロドルは上値がやや重い展開。今後の追加利上げ期待がどこまで強まるかがポイントとなりそう。
明日金融政策会合を控えるポンドも対ドルでユーロドル同様に上値が重くなっている。今回の利上げだけでなく追加利上げ期待が強いこともあって、下がったところでは買いが出る展開が見込まれる。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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