東京株式(大引け)=2675円高、イラン停戦の思惑で5日ぶり急反騰
1日の東京株式市場は、相場つきが一変しリスクオフの巻き戻しが急速に進んだ。日経平均は高値引けで今年最大の上げ幅を記録した。
大引けの日経平均株価は前営業日比2675円96銭高の5万3739円68銭と5日ぶりに急反騰。プライム市場の売買高概算は25億1254万株、売買代金概算は7兆3580億円。値上がり銘柄数は1535、対して値下がり銘柄数は27、変わらずは11銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の米株高を受けショートカバーを呼び込み、日経平均は記録的な上げ幅で切り返した。米国がイランに対する軍事攻撃を近く終了するとの見方が強まる一方、イラン側も条件が折り合えば戦闘を終わらせる用意があるといった報道もあり、市場センチメントが一気に強気に傾いた。ニュースヘッドラインを受けた長期金利の低下などを背景に、米株市場ではハイテク株を中心に一斉高に買われ、その流れが東京市場にも波及した。取引時間中は依然として高止まりする原油価格を横目にしながらも、買いの勢いは衰えなかった。日経平均の2600円超の上昇は歴代でも4位の上げ幅となった。値上がり銘柄数は1500を超え、プライム市場の97%の銘柄が上昇するという文字通りの全面高商状となった。ただ、売買代金は前日を1兆円ほど下回る7兆3000億円台にとどまっている。
個別では、キオクシアホールディングス<285A.T>が相変わらず群を抜く売買代金をこなし急騰を演じたほか、売買代金2位に入った古河電気工業<5801>も大幅高となった。アドバンテスト<6857>が値を飛ばし、東京エレクトロン<8035>なども大きく買われた。三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが高く、三菱重工業<7011>、IHI<7013>も上値を指向した。リクルートホールディングス<6098>も値を上げた。ジャパンディスプレイ<6740>が値上がり率トップに買われ、メイコー<6787>、ライフドリンク カンパニー<2585>、ネクセラファーマ<4565>も大幅高。
半面、KDDI<9433>が売りに押され、NTT<9432>も冴えない動き。太陽ホールディングス<4626>が急落、ネクソン<3659>の下げも目立つ。冨士ダイス<6167>が軟調だったほか、コスモス薬品<3349>、神戸物産<3038>などが下落、ラサ工業<4022>なども利食われた。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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