【海外市場の注目ポイント】6月の米ADP雇用統計など
日本時間午後9時15分に6月の米ADP雇用統計が発表される。明日7日に発表される6月の米雇用統計の前哨戦として注目され、民間雇用者数の大方の予想は22万5000人増となっており、民間雇用者数の伸びが前月の27万8000人増から鈍化するとみられている。民間雇用者数の伸びは直近2カ月続けて予想を上回っており、今回も同様の結果になれば、6月の米雇用統計に対する期待感からドルが買われる可能性がある。
また、日本時間午後9時半には5月の米貿易収支、同午後11時には6月の米ISM非製造業景況指数も発表される。5月の米貿易収支は、大方の予想が690億ドルの赤字となっており、前月の746億ドルの赤字から赤字幅が縮小すると見込まれ、6月の米ISM非製造業景況指数は、大方の予想が51.2となっており、前月の50.3を上回り、2カ月ぶりに上昇するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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