ドル円、イラン情勢はひとまず脇に 来週の各国中銀の会合を注視=NY為替序盤
きょうの為替市場、ドル円はやや買い優勢となっているものの、159円台での推移に変化はない。底堅さは堅持している半面、160円には慎重といった雰囲気。
イラン情勢は停戦期間にはあるものの、ホルムズ海峡を巡る動きは流動的。着地点が見い出せず不安感は払しょくできないものの、市場はイラン情勢について、ひとまず脇に置いているようだ。
市場は、従来通りにファンダメンタルズに関心を移そうとしている中、目先の手掛かり材料として来週の各国中銀の金融政策会合を注視している。中東情勢や原油高に着地点が見えず、インフレや成長への影響が可視化しずらい中、各国とも据え置きが確実視されている。そのような中で市場は、どのようなメッセージを発してくるかに注目している。
前日に観測報道も流れていたが、日銀は、今回は政策を据え置いた上で、過度な円安のリスクを最小限に抑えるため、植田総裁は6月利上げ期待の維持を試みる可能性が高いとの見方も出ている。その場合、短期的な円高の反応も想定されることから、160円には慎重にならざるを得ないのかもしれない。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は159円に観測。
23日(木)
159.00(8.6億ドル)
24日(金)
157.00(20.9億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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