ドル円は135円前後での推移=東京為替概況
ドル円は135円前後での推移=東京為替概況
ドル円は朝から135円ちょうどを挟んでレンジ内での振幅が続く展開となった。前日の海外市場ではロンドン市場午前にドル高に対する調整の動きから134円台半ば近くまで値を落としたが、その後135円台を回復して東京市場に。東京市場午前は米株先物時間外取引が力強い動きを見せ、ダウ平均先物が一時30300ドル台を回復する中で135円20銭前後まで上値を伸ばしたが、上値トライはそこまで。
直近高値135円60銭前後を前に、135円台半ばに向けた動きには慎重。
米株先物の上昇が一服。しっかりとプラス圏も高値から少し値を落としたことで、ドル円の買いも抑えらえた。もっとも135円割れでは買いが出るなど、地合いは堅調。
ユーロドルは1.05台前半での推移。昨日の海外市場でドル高調整の中で1.0550前後まで上昇後、NY市場が休場となる中で1.05割れまで値を落とす展開に。もっとも1.05割れではすぐに買いが入り、1.0510前後で東京市場を迎えると、一旦はユーロ買いの動きが強まり1.0540台まで。ただ、昨日の高値を前に上値トライに慎重な姿勢が見られ、午後は1.0510台へ値を落としている。
ユーロ円は株高の動きからの円安と、ユーロドルでのユーロ買いの動きなどに、早朝の142円割れから142円40銭台まで上昇。ただ、その後は株高一服などを受けた調整に142円割れを付けている。
豪ドルはロウ豪中銀総裁講演会の結果を受けて振幅。来年には物価が落ち着くとの見通しを示し、豪ドル売りが入った後、今後の追加利上げを示唆したことで豪ドル買いに。その後も振幅が目立つ中で何度か0.6980台を付けるなど、堅調な動きが見られたが、午後に入って売りが強まり0.6950近くまで。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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