アジア株 上海株は前日終値を挟んで推移、政策期待の買いが支え 上海の新規感染者数は2日続けて1000人台と低水準を維持
アジア株 上海株は前日終値を挟んで推移、政策期待の買いが支え 上海の新規感染者数は2日続けて1000人台と低水準を維持
東京時間11:00現在
香港ハンセン指数 19607.70(-216.87 -1.09%)
中国上海総合指数 3061.75(+3.05 +0.10%)
台湾加権指数 15875.77(-130.48 -0.82%)
韓国総合株価指数 2589.16(-3.11 -0.12%)
豪ASX200指数 7012.50(-52.18 -0.74%)
アジア株は軒並み下落、前日の米株大幅安を嫌気して売り優勢で始まった。ナスダックが3%超安となったことを受け、ハイテクや通信サービス関連が大幅安となっている。香港市場ではJDドットコムが4.3%安、アリババは4.0%安、美団とネットイースが1.4%安。台湾市場ではエイスースが2.4%安、TSMCが1.2%安。
上海株は前営業日終値を挟んで推移。景気鈍化が懸念されるものの、政策期待の買いが支えとなっている。また、上海市の新規感染者数が2日続けて1000人台と低水準となったことも好感されている。中国首相は11日、経済と雇用を安定化させるために、財政および金融政策を活用するよう当局に再度、促した。首相は具体的な政策については言及していないが、第2四半期に預金準備率と金利を引き下げる可能性があると専門家らは指摘している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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