4月はポンド買い優勢の傾向、今回もトランプ関税が追い風となる可能性=ロンドン為替
4月はポンド買い優勢の傾向、今回もトランプ関税が追い風となる可能性=ロンドン為替
4月はポンド買い優勢の季節性がみられている。過去15年間で最高の月間平均リターンを示している。英国での年度末の資金流入やポートフォリオ調整などが影響しているようだ。そして、今年はトランプ関税が世界貿易を痛めつける可能性が高まるなか、比較的貿易関係が良好な英国との摩擦は少ないとみられている。また、英国では根強いインフレ圧力が残っており、英中銀が利下げしにくいことも金利差の面からポンドを支援するものとみられているようだ。ただ、賞味期限は短い可能性もあり、この手の話を過信しすぎないことが重要であろう。
GBP/USD 1.2910 GBP/JPY 193.48 EUR/GBP 0.8370

執筆者 : MINKABU PRESS
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