ドル円は戻りが鈍い、午後に再び149円割れに沈む=東京為替概況
ドル円は戻りが鈍い、午後に再び149円割れに沈む=東京為替概況
東京終盤のドル円は戻りが鈍い。ドル円は、午前に21日以来の安値水準となる148.73付近まで一時下落した。トランプ米政権が「より広範囲の国に高い関税を検討」と報じられたことや、日経平均の大幅安などから、リスク警戒の動きで円が買われた。午後は下げが一服し149円台を回復する場面があったが、戻りは限定的となり、再び148円台後半に沈んでいる。
クロス円も軒並み円買い優勢。ユーロ円は午後にこの日の安値を小幅に更新し、一時161.13付近まで下落した。ポンド円は昼過ぎに前日NY終値比1円以上の円高水準となる192.74付近まで下落した。
ユーロドルはもみ合い。朝方に一時1.0805付近まで下落した後は一転して1.0840台まで上昇するなど、方向性の定まらない動きとなった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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