豪中銀 インフレを持続的に目標に戻すことが最優先事項
適切な期間内にインフレ率を持続的に目標に戻すことが理事会の最優先事項である。これは物価の安定と完全雇用という中銀の責務に合致する。これまでのところ、長期的なインフレ期待はインフレ目標と整合的であり、この状態を維持することが重要である。
理事会の評価では、金融政策は引き続き引き締め的である。基調インフレの継続的な低下は歓迎すべきだが、それでも双方にリスクがあり、理事会は見通しについて慎重である。
理事会は、データとリスク評価の進展に基づいて決定を行う。その際、世界経済と金融市場の動向、内需の動向、インフレと労働市場の見通しに細心の注意を払う。理事会は、インフレ率を目標に戻すという断固とした決意に変わりはなく、その目標を達成するために必要なことを行う。

執筆者 : MINKABU PRESS
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