広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

FX/為替「ドル/円、相互関税への警戒が和らぐ中で米消費者信頼感指数に注目」 外為どっとコム トゥデイ 2025年3月25日号

マネ育チャンネル 

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2025年3月25日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

目次

▼24日(月)の為替相場
(1):独PMIはまちまち
(2):英PMIはサービス業が改善
(3):米PMIはサービス業の改善が支え
(4):米大統領「多くの国に猶予」

▼24日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:関税懸念和らぐも不透明感残る/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

24日(月)の為替相場

期間:24日(月)午前7時00分~25日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):独PMIはまちまち

独3月PMI・速報値は製造業が48.3と市場予想や前月(47.0、46.5)を上回った一方、サービス業は50.2と予想(52.0)に反して前月(51.1)から悪化した。その後発表されたユーロ圏3月PMIも同様に製造業が48.7と予想(48.2)を上回ったが、サービス業は50.4と予想(51.1)を下回った。

(2):英PMIはサービス業が改善

英3月PMI・速報値は製造業が44.6と市場予想(47.2)を下回った一方、サービス業は53.2と予想(51.0)を上回った。

(3):米PMIはサービス業の改善が支え

米3月PMI・速報値は製造業が49.8と市場予想(51.7)を下回り、2カ月ぶりに好不況の分岐点となる50.0を割り込んだ。一方でサービス業は54.3と予想(51.0)を上回った。米国内の広い範囲で天候が回復したことがサービス業の改善につながった。サービス業の大幅な改善を支えに総合PMIは53.5と前月(51.6)から改善した。

(4):米大統領「多くの国に猶予」

トランプ米大統領は4月2日に発動予定の相互関税について「多くの国に関税の猶予を与えることになるだろう」と発言。相互関税への過度の警戒感が和らぎ米株価指数が上げ幅を拡大するとリスク選好の動きとなりクロス円が上昇した。ドル/円は円売りとドル売りが交錯したが、次第に円売りが優勢となった。

24日(月)の株・債券・商品市場

<最新の株価指数CFDレートはこちら>

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:関税懸念和らぐも不透明感残る

昨日のドル/円は終値ベースで約0.9%上昇した。アジア時間から米国の関税政策に対して楽観的な見方が広がる中で底堅く推移。米3月サービス業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を大きく上回る結果となると、3月3日以来となる150.76円前後まで上値を伸ばした。またトランプ米大統領が4月2日に予定されている相互関税について「多くの国に猶予を与えるだろう」と発言したことで米株価指数が大幅に上昇したことも円売りの一因となった。 米国の関税政策について、当初予定されていたものよりも対象を絞ったものとなることでリスクセンチメントが改善しており、本日もドル/円を下支えする一因となりそうだ。ただ、対象の国や製品が明らかにされていないため不透明感は残る。経済指標では米3月消費者信頼感指数に注目したい。前月はトランプ関税の影響から米国の消費者心理が急速に冷え込んでいる結果を示し、その後の米景気後退懸念によるドル売り・円買いを引き起こす一因となった。今回も前回同様に弱い結果となれば、米景気の先行き不透明感が再燃しドルの上値を抑える要因となろう。ドル/円は3月3日高値(151.30円前後)や2月20日高値(151.43円前後)がある151円台前半から半ばにかけてが上値目途として意識されそうだ。一方で下値は日足一目均衡表・基準線の通る149.40円台がサポートとなろう。

注目の経済指標:米消費者信頼感指数

注目のイベント:FRB高官発言

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
nakamura.jpg外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

マネ育チャンネル:外為どっとコム

関連タグ

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

FXアプリ スマホランキング

ヒロセ通商 58

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 107
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 25
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
ヒロセ通商 のアプリ詳細

GMOクリック証券 56

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 95
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
GMOクリック証券 のアプリ詳細

外為どっとコム 54

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 98
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 25
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
外為どっとコム のアプリ詳細

▶︎ FXアプリをまとめて比較する

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます