FRBは来年に資産購入ペース縮小開始 MBSに重点=NY為替
ブルームバーグのエコノミスト調査によると、FRBは来年に資産購入ペース縮小を開始し、不動産担保証券(MBS)に縮小の重点が置かれると予想していることが明らかとなった。2024年を通じて従来の想定よりも速いペースで金利を引き上げるともみているという。
エコノミストのうち、半数強がMBSは米国債よりも相対的に速いペースで購入縮小が実施されると見込んでいるようだ。エコノミストらは23年末までに0.25%の利上げが2回実施されるとも予想し、FOMCメンバーが6月に公表した金利予測の中央値と一致した。また、24年には3回の追加利上げが行われるとみている。
大半がバイデン大統領はパウエル議長を次期FRB議長に再指名すると見込んでいるという。
ドル円は110円台半ば、ユーロドルは1.1760ドル付近での推移が続いている。
USD/JPY 110.54 EUR/USD 1.1761 GBP/USD 1.3757
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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