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FRBの資産購入ペース縮小開始は来年第1四半期との見方多い=NY為替

為替 

 先ほどからドル買いが強まっており、ドル円は110.85ドル付近まで下げ渋っている。特にドル買い材料は見当たらないものの、日本時間0時のロンドンフィキシングにかけて実需のドル買いが断続的に出たのかもしれない。

 今週は、FOMCを受けた先週の混乱も落ち着きを取り戻しつつあり、米株式市場も最高値更新となる中で、ドル円もリスク選好の買いが優勢となっている。111円台に入ると売り圧力も強まるようだが、下押す動きも見られず、底堅い値動きが続いている印象。

 投資会社の調査によると、債券マーネジャーのほぼ3分の1(31%)が、FRBの資産購入ペース縮小は早ければ今年の第4四半期の開始を予想しているものの、コンセンサスは来年の第1四半期を最も可能性の高いタイミングと見ているようだ。また、回答した債券マネージャーの約80%は利上げは2023年までないと予想しており、前回第1四半期の調査の36%から増加している。更に、マネージャーの80%が利上げ開始後は年2ー4回の利上げを予想しているという。

USD/JPY 110.87 EUR/JPY 132.25
GBP/JPY 154.10 AUD/JPY 83.99

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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