仏中銀総裁 ECBの金利、好位置だがまだ変化の可能性ある
 ECB理事のビルロワドガロー仏中銀総裁は、金融政策は良好な位置にあるが、金融市場から生じるリスクなどにより、まだ変化する可能性があると述べた。
 総裁は「現状は良好だが、もちろん固定的なものではない。必要に応じて行動するため、あらゆる選択肢を維持しなければならない」と強調した。
 ECBは前日に、政策金利を3回連続で2.00%に据え置くことを決定した。ラガルド総裁は「われわれは良好な状態を維持するために必要なことは何でもする」と述べていた。
 ECB理事の大半は、インフレが目標とする2%近辺で、経済が成長を続けていることから、追加利下げの意向を示していない。ただ、ビルロワドガロー総裁を含む少数派は、さらなる利下げが選択肢にあるべきだと主張している。
 
            執筆者 : MINKABU PRESS
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