IEA、石油需要回復には何年もかかるとの見方
国際エネルギー機関(IEA)は、石油需要が新型コロナウイルスによる危機から回復するのに何年もかかるとの見方を示すレポートを公表した。ポイントは以下の通り。
・2020年の石油需要は8%減少
・世界の石油消費は2023年に危機前のレベルに戻る見通しだが、コロナ感染が2021年に鎮静化することが条件
・世界の石油需要は2030年頃に頭打ちになる見込みで、2019年のときの予測よりも低いレベルになると想定
・コロナの影響がより深刻となる場合、世界の石油消費量は2020年代後半まで危機前のレベルに回復しないと予想

執筆者 : MINKABU PRESS
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