ドル円は104.30円付近まで一時下落 このあとミシガン大指数=NY為替
きょうもドル円は上値の重い展開が続いており、104.30円付近まで一時下落している。7月31日の直近安値が104.20円付近に来ているが、目先の下値メドとして意識されそうだ。
このあと日本時間23時に9月調査分のミシガン大消費者信頼感指数速報値が発表される。予想のコンセンサスは75.0と前回から若干の上昇が見込まれている。消費者のセンチメントに大きく影響する雇用は回復傾向が続いているものの、失業率は依然として高水準で米追加経済対策も議会の協議が難航している。そのような中で、同指数は4月を底に戻り歩調にはあるものの、ここに来て回復の度合いは鈍化して来ているものと見られている。
予想を下回る弱い数字であれば、ドル円は敏感に反応する可能性も留意される。
ミシガン大学消費者信頼感指数は500件のサンプルによるアンケート調査をもとに算出されるが、速報段階では300件の調査をもとに発表される。
ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(9月)23:00
予想 75.0 前回 74.1
USD/JPY 104.45
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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