【本日の見通し】FOMC後の動きを模索、クロス円に重さも
FOMCは0.25%の利下げ、
利下げサイクルは否定も追加緩和の可能性を示唆と
今後の選択肢が広い格好となっている。
ドル安が一気に進む可能性は後退も
109円近辺の売りを崩し切れておらず上値も限定的。
追加利下げの可能性を残したことで、積極的なドル買いに慎重姿勢も。
米中協議も材料とはしにくい。
次回9月に米国で協議との報道は好材料ではあるが
次回会合まで(夏休み期間で仕方ないとはいえ)間があくことなどが
ドル買いを躊躇させそう。
このまま8月の夏枯れ期間はレンジ取引が中心となる可能性も。
崩れるとするとクロス円からの可能性。
合意なき離脱への備えが進むポンド売りからのポンド円の下げや
景気鈍化懸念が強いユーロ売りからユーロ円の下げが重石となると
ドル円も売りが出る可能性。
minkabuPRESS編集部山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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