昨日の流れから朝に安値トライも少し戻してもみ合い=東京為替概況
昨日の流れから朝に安値トライも少し戻してもみ合い=東京為替概況
昨日の海外市場でドルが全面安となった流れを受けて、ドル円は朝方安値トライの展開。昨日海外市場で147円20銭台から146円28銭を付けた後、146円40銭台で朝の取引を迎えると、146円21銭を付けている。安値からすぐに反発し、午前中に146円61銭を付けると、午後は146.40-146.60のレンジでもみ合い。今晩の米FOMCを前にドル安進行を警戒も、値動きは抑えられた。
ユーロ円は昨日のドル安の中で、ユーロドルの上昇を支えにしっかりとなった。東京市場では朝に昨日の高値を更新する173円85銭を付けたが、その後のドル円の下げに173円58銭まで下落。その後はもみ合いとなり、午後にも173円58銭の安値を付けるも、さらなる下押しには慎重。
ポンド円は昨日の市場でユーロ円同様にいったん上昇も、ドル円の下げの勢いが勝り、200円を割り込んで東京朝を迎えた。東京市場では199円70銭台で買い、200円を超えると売りという展開。
ユーロドルは昨日のドル全面安で1.1760前後から1.1878まで上昇。朝は高値圏推移で1.1873を付けたが、その後少し調整が入り、午後は1.1850台を中心とした推移。
ポンドドルもユーロドル同様に昨日はドル全面安で1.3672まで。東京市場は1.3640-1.3660レンジを中心とした推移が続いた後、ロンドン勢の参加で少しポンド売りが強まり、1.3637を付けた。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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