【本日の見通し】イラン情勢にらみながらの展開が続く、クロス円は上昇基調継続か
【本日の見通し】イラン情勢にらみながらの展開が続く、クロス円は上昇基調継続か
週末の米国とイランの協議決裂を受けて、週明けはドル高スタートも、動きが続かず。米国とイランは再度の対面協議に向けた動きを進めており、今後の合意に向けた期待感がリスク警戒を抑える形となっている。
この後もイラン情勢をにらみつつの展開が見込まれる。今週は目立った米指標発表の予定もなく、市場の注目はイラン情勢に集まっている。協議再開に向けた動きが広がると、ドル円はもう一段下げる可能性もありそう。
ドル円は159円台を中心に、次の方向性を探る展開を見込んでいる。
ユーロドルは週末の協議決裂を受けてユーロ売りドル買いとなったあと、大きく反発。先週末の水準をしっかりと超えて1.17ドル台後半での推移。米国の対イラン軍事作戦開始直後の3月2日に1.18ドル付近から1.16ドル台へ下げた時以来の高値圏。原油高による物価上昇圧力を受けてECBの早期利上げ期待が広がっており、ユーロ買いの動きとなっている。なお、今週は国際通貨基金(IMF)/世界銀行グループの春季大会が開催されており、各国中銀関係者が米国に集まっていることもあり、ECB関係者の講演が今日も複数予定されている。今日はレーンECBチーフエコノミストの講演があり、先月ラガルド総裁はタカ派姿勢を示していた。レーン・チーフエコノミストが同様の姿勢を示すようだと、ユーロ高が加速する可能性がある。ユーロドルは1.18台に向けた動きが見込まれる。
ユーロ円は海外市場で187.50円前後まで上値を伸ばした。対ドル同様にユーロ買いの流れが目立っていることに加え、今月の日銀金融政策決定会合での利上げ見送り観測が円売りに繋がり、ユーロ円を支えている。この後も堅調な動きが見込まれる。ユーロドルが1.18台にしっかり乗せて上昇する場合、188円台トライが見込まれる。
ポンドドルはユーロドル同様に週明けの下げから反発し、金曜日の水準を超えて上昇。欧州通貨高ドル安の流れが継続している。1.35台に乗せてくるなど、一気の上昇となっており、いったん調整の動きが入る可能性があるが、下がると買いが出る展開か。
ポンド円もしっかりの展開で215円台に乗せてきている。ユーロ円同様に流れはまだ上方向と見られ、押し目ではしっかりと買いが出そう。目先は214.50円前後がサポートとして意識される。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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