ドル円159円台半ばに膠着、中東情勢次の一手待ち、NYタイムには米ISM指数も控える=ロンドン為替概況
ドル円159円台半ばに膠着、中東情勢次の一手待ち、NYタイムには米ISM指数も控える=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、様子見ムードが広がっている。ドル円は159円台半ばに膠着。ユーロドルは1.16台半ば、ポンドドルは1.34台後半の狭いレンジ取引が続いている。米国とイランの戦争終結に関する覚書で双方が修正を求めており、前進する糸口が見いだせない状況。米国はイランの核放棄を、イランはイスラエルのレバノンからの撤退や米国が差し押さえた資産の回復などを要求している。市場は事態の打開に向けた一手、もしくは攻撃再開、どちらの状況となるのかを固唾をのんで待っている状況だ。また、このあとのNY市場では5月米ISM製造業景況指数の発表を控えている。ドル円にとっては159円台後半での介入警戒感などが上値を抑える面も指摘されている。ユーロドルは1.16台でのNYカットオプション観測も意識されており、総じて動きにくい時間帯となっている。
ドル円は159円台半ばでの取引。東京早朝の159.24付近を安値に買われ、東京昼にかけて159.50付近に高値を更新した。しかし、その後は159円台後半をうかがう勢いに欠けており、159.40台での揉み合いに終始している。159円台後半での介入警戒が上値を抑える面と金利差で下支える面が交錯。NYタイムでの米ISM製造業景況指数待ちとなっている。
ユーロドルは1.16台半ばでの取引。東京早朝の1.1671付近を高値に東京昼過ぎに1.1642付近まで軟化した。その後はレンジ内で揉み合っている。ユーロ円は185円台後半での推移。185.59から185.98までのレンジで振幅している。対ポンドではややユーロ売りに押されている。一連の欧州製造業PMIは改善したが、目立った反応は見られず。ECBインフレ予測調査では、一年後が4.0%と前回並みの数字だった。
ポンドドルは1.34台後半での取引。東京午前の1.3446付近を安値に、ロンドン朝方の1.3476付近を高値とする狭いレンジで振幅している。ポンド円は東京早朝の安値214.26付近からロンドン朝方には214.88付近まで買われたが、その後は上昇一服となり214円台後半で揉み合っている。ユーロポンドは0.8669付近から0.8648付近へと軟化しており、ポンド買いが優勢。英製造業PMI確報値は53.9と速報値53.7から上方改定されている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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