【本日の見通し】ドル円は方向性を探る展開が継続、NZ中銀は据え置き見込み
【本日の見通し】ドル円は方向性を探る展開が継続、NZ中銀は据え置き見込み
昨日のドル円は上下に往って来い。ロンドン市場で152.70円を付けた後、ドル高が優勢となり153.92円台まで上昇。その後153円台前半に戻す展開を見せた。中東情勢への警戒が有事のドル買いにつながっていた面があるが、イランと米国の高官級協議で、原則となる指針に合意と報じられたことを受けて、警戒感が後退している。
ドル円はこの後も方向性を探る展開。152円台半ばから154.00円にかけてのレンジ内での上下が続いており、はっきりした流れができていない。昨日のドル高円安局面で154.00円を付けきれなかったことで、ドル高に一服感が出るかどうかが注目される。
ユーロドルはドル高を受けて1.1805ドルまで下げた後、1.1850ドル台を回復した。こちらもドル高局面で1.1800ドルのポイントを割り込めなかったことが、この後どう影響してくるかが注目。動きとしては1.18ドル台での推移が継続しており、もみ合いが続く可能性が高い。
ユーロ円はロンドン市場で一時180円台を付けたが、その後181円台後半まで反発。ドル円は高値から調整が入ったが、対ドルでのユーロ買いが出た分、比較的しっかりした動きとなっている。
ポンドドルはドル高の中で1.36ドル台前半から1.3500ドルを割り込む場面が見られた。英雇用統計が予想よりも弱く、ポンド売りが強まった。その後1.35ドル台後半へ反発。やや上値が重い印象。ただ、本日の英物価統計を待ちたいという意識もあり、下押しには少し慎重。
ポンド円は209円台半ばから一時207.24円まで大きく売りが出た。その後208円台を回復も、対ドル同様にポンドの上値が重い印象。英雇用統計の弱さもあって、今後の利下げ警戒が出ている。今日発表の英物価統計、特に消費者物価指数(CPI)前年比の結果次第では、再びの安値トライもありそう。
本日はNZ準備銀行(RBNZ/中央銀行)金融政策委員会の結果が公表される。前回まで3会合連続で利下げを実施し、利下げ開始以来、計3.25%の利下げを実施してきたNZ中銀。昨年12月に就任したブレマン総裁の下での初の会合となる今回は、政策金利の据え置きが見込まれている。物価の反発が目立っており、市場では早ければ年内にも一転して利上げに向かうとの見方がある。新総裁が声明や会見でどのような姿勢を示すかが注目される。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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