ポンド、予想下回る英CPIも反応は逆に買い=NY為替
きょうのポンドドルはNY時間に入ってドル高が強まっていることから、下値模索を強めており、1.35ドル台前半まで下落している。21日線を下放れる展開が続いており、目先は1.3445ドル付近に200日線が来ており、その水準を試しに行きそうな気配も出ている。一方、ポンド円は逆にドル円の上げに沿って上昇しており、一時209円台まで上昇。100日線がしっかりとサポートされている状況。
ただ、本日はロンドン時間に1月の英消費者物価指数(CPI)が発表され、総合指数は前年比3.0%とインフレの鈍化傾向を示した。短期金融市場では英中銀の追加利下げ期待が高まり、3月の利下げ確率は80%程度まで上昇している。
しかし、ポンドは逆に買いの反応を見せ、ポンドドルは一時1.35ドル台後半に上昇。一部からは、3月利下げはなお確実ではなく、基調的な物価圧力は残存しているとの見方も出ていた。エコノミストは「基調的な物価圧力が根強いことから、英中銀は3月利下げを見送る可能性がある」と指摘。コア指数は3.1%と予想の3.0%を上回っていた。英中銀が注目するサービスインフレも4.4%と高止まりしている。同エコノミストは「労働コストに最も敏感なインフレ項目は、依然として安心できる水準よりやや高い」と述べている。
GBP/USD 1.3517 GBP/JPY 208.96 EUR/GBP 0.8733
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。