【海外市場の注目ポイント】米FOMCなど
日本時間11日午前4時に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果、声明、参加メンバーの経済見通しや政策金利見通しが発表され、同11日午前4時半にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が行われる。市場では政策金利が現行の3.75%-4.00%から3.50%-3.75%に0.25%引き下げられることがほぼ確実視されている。0.25%の利下げはおおむね織り込み済みで、声明、経済見通しや政策金利見通し、パウエル議長の会見が焦点となっている。11月の米ADP雇用統計で民間雇用者が予想外の減少となり、米国の雇用の下振れリスクが警戒される一方、インフレは目標を上回っており、声明やパウエル議長の会見で追加利下げに慎重な姿勢が示されれば、米FRBの来年の追加利下げ観測が後退し、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間10日午後11時45分にはカナダ中銀(BOC)理事会の結果も発表される。BOC理事会で政策金利は現行の2.25%に据え置かれることが確実視されている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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