ドル円はアジアの株安などを受けて一時軟調=東京為替概況
ドル円はアジアの株安などを受けて一時軟調=東京為替概況
29日の東京市場でドル円は、朝方に163.80円台を付けるなど、しっかりした動きでスタート。もっとも今晩の米FOMCを前にポジション調整が入り、昼前に163.60円台を付けると、午後はアジアの株安などを嫌気したリスク警戒の円買いも加わり、163.28円まで下落した。その後は株安が一服したことで163.50円台を回復している。
アジアの株式市場は、前日の米株式市場でダウ平均が500ドルを超える上昇となったことなどを好感し、朝方はしっかりとした動きで始まったものの、その後は半導体を中心に売りが強まり、リスク警戒感につながった。注目の韓国半導体大手SKハイニックスの決算で、営業利益が557%増となり過去最高を記録したものの、市場予想には届かず売りが先行。同社株は一時17%安となり、韓国総合株価指数は朝方のプラス圏からその後連日のサーキットブレーカー発動となり、一時12%安まで急落した。日経平均株価も朝のプラス圏から大きく値を下げて円買いに寄与した。その後、韓国総合、日経平均ともに下げ幅を縮小すると、ドル円も安値から買い戻された。
ユーロドルは前日に続いて1.1400ドル台を回復する場面もあったが、大台超えでのユーロ買いの勢いはなくもみ合いとなった。対円では186.50円前後での推移から、午後の円買いを受けて186.19円まで値を下げた。
ポンドドルはドル安がやや優勢となり、午後に1.33ドル台を回復した。ポンド円は午後の円買いを受けて217.60円台から217.17円まで下げたが、その後は円高一巡と対ドルでのポンド買いにより217.50円台を回復している。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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