【海外市場の注目ポイント】9月の米消費者物価指数など
日本時間午後9時半に9月の米消費者物価指数が発表される。総合の大方の予想が前年比3.1%上昇、コアの大方の予想も前年比3.1%昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の2.9%上昇から加速する一方、コアの前年比の伸びが前月の3.1%上昇から変わらないとみられている。米クリーブランド地区連銀のインフレ予測モデル「インフレーション・ナウキャスト」は、9月の米消費者物価指数総合の前年比を2.99%上昇、コアの前年比を2.95%上昇としており、9月の米消費者物価指数が大方の予想を下回る結果になるようであれば、ドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後4時半には10月の独購買担当者景気指数(PMI)速報値、同午後5時には10月のユーロ圏PMI速報値も発表される。10月の独PMI速報値は、製造業の大方の予想が49.5、サービス業の大方の予想が51.0、製造業が前月から変わらない一方、サービス業が前月の51.5から低下すると見込まれ、10月のユーロ圏PMI速報値は、製造業の大方の予想が49.8、サービス業の大方の予想が51.2となっており、製造業が前月の49.8から変わらない一方、サービス業が前月の51.3から低下するとみられている。
さらに、日本時間午後5時半には10月の英PMI速報値、同午後10時45分には10月の米PMI速報値も発表される。10月の英PMI速報値は、製造業の大方の予想が51.0、サービス業の大方の予想が46.6となっており、製造業、サービス業とも、それぞれ前月の50.8、46.2から上昇すると見込まれ、10月の米PMI速報値は、製造業の大方の予想が52.0、サービス業の大方の予想が53.5となっており、製造業が前月の52.0から変わらない一方、サービス業が前月の54.2から低下するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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