ドル高円安優勢=東京為替前場概況
ドル高円安優勢=東京為替前場概況
週明け22日東京午前のドル円は148円35銭までドル高円安が進んだ。先週末の海外市場で週の高値を更新する148円28銭を付けた後、週末を前にした利益確定のドル売りなどに147円台後半に落として先週の取引を終えた。先週末終値前後で週の取引をスタートすると、早朝に147円88円を付ける動きも、すぐにドル高が優勢となり、先週の高値を超えて148円35銭を付けている。
先週の日米の金融政策会合では、積極的な政策金利の変更姿勢が見られず、ドル買い円売りにつながった。週明けの東京株式市場が前引けで683円高になるなど、株高の動きが広がっていることも、リスク選好での円売りとなってドル円を支えている。
ユーロドルはドル高に押されて1.1726を付けたが、対円でのユーロ買いもあり、値幅が抑えられている。ポンドドルも1.3490台から1.3458を付けるなど、ドル高が優勢。
ユーロ円はドル円の上昇もあり174円台を回復してきている。ポンド円は朝に199円20銭前後を受けたが、その後の円売りに199円66銭を付けた。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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