ドル円上げ一服、BLS年次改定を意識=東京為替前場概況
東京午前のドル円は148.58円付近まで円安・ドル高推移した。石破首相が退陣を発表したことから週明けは円売りが鮮明。ただ、上振れが一巡した後のドル円は148円前半へやや押し戻されている。明日、米労働省の労働統計局(BLS)が非農業部門雇用者数(NFP)の年次改定の暫定値を発表することがドル円の重し。先週の米雇用統計は弱く、年次改定の結果次第では米追加利下げ観測がさらに強まる可能性がある。
ユーロ円は173.91円付近、ポンド円は200.35円付近、豪ドル円は97.34円付近まで上げたが、円安が一巡するとやや押し戻されている。ポンド円は199円後半まで調整しており、節目の200円超の水準が引き続き重い。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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