ポンドドル、21日線付近で振幅 見通しは悪化との指摘=NY為替
きょうのポンドドルは1.36ドル付近の狭い範囲での振幅が続いている。本日の21日線が1.36ドル手前に来ており、その付近で次の展開を待っている。アナリストは、ポンドの見通しは悪化しており、軟調な展開となるリスクが高まっていると指摘。最近の英経済指標は第2四半期のGDPが大幅に減速する可能性を示唆しているという。現在の弱い勢いが続けば、英中銀はより速いペースでの利下げに前向きになる可能性があると述べている。
英政府は財政的な混乱にも陥っている。財政赤字に対処するための大規模な措置がなければ、信頼性の格差は残り、市場の混乱がさらに広がるリスクがあるという。
最近のような英国債の急激な売り込み(利回り上昇)は、逆にポンドにとってマイナスとなり、非常に混乱を招く可能性があると指摘した。
GBP/USD 1.3585 GBP/JPY 198.80 EUR/GBP 0.8618
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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