ドル円は上値重い、米国離れの流れは根強い=東京為替前場概況
東京午前のドル円は一時144.81円付近まで円安・ドル高推移。詳細は不明だが、トランプ米大統領が「中国と貿易合意に署名した」と発言したことから米中の貿易摩擦懸念が後退した。6月の東京消費者物価指数(CPI)が鈍化したことも円売りを後押し。
ただ、円安・ドル高は続かず、ドル円は144.20円付近まで押し戻された。トランプ米政権が発足した後のドル安の流れが根強く、ドル円は対主要通貨でのドル売りに圧迫されている。バイデン前政権で激増した米国の総債務残高はトランプ米政権のもとでさらに増加し、37兆ドルの大台に達している。
ユーロ円は169.29円付近、ポンド円は198.81円付近、豪ドル円は94.85円付近まで強含んだ後に押し戻されている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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