【本日の見通し】主要通貨は方向性を探る展開続く
【本日の見通し】主要通貨は方向性を探る展開続く
ドル円は158円台後半から159円台前半にかけてのレンジ取引が続いている。トランプ大統領が、ホワイトハウスでの取材で、米国とイランの協議が「最終段階」にあると発言したことを受けてドル売りが広がる場面が見られたが、158.60円前後までの下げにとどまった。具体的な方針が示されたわけではなく、158.50円前後のサポートを試すだけの勢いが見られなかった。ただ、その後の戻りで159.00円前後がやや重くなっている。
この後もドル円はレンジ取引を中心に方向性を探る展開が続くとみられる。先週の米物価統計を受けた年内利上げ期待の高まりがドルを支える一方、中東情勢の解決に向けた進展を期待する動きなどが上値を抑えている。ドル円に関しては介入警戒感が上値を抑える一方で、高市首相が指示した補正予算の編成を受けた財政赤字拡大懸念が円売りにつながっており、上下ともにやや動きにくい展開となっている。
ユーロドルは1.1580ドル台を付ける動きを見せていたが、トランプ発言などを受けたドル売りもあって、1.1640ドル台まで反発。その後は1.16台前半で推移。戻りでは売りが出る展開が続くとみられるが、下押しにも慎重。本日はユーロ圏及びドイツなど主要加盟国の購買担当者景気指数(PMI)が発表される。予想からの乖離が見られると動きが出る可能性がある点に注意したい。
ユーロ円は対ドルでのユーロ買いもあって184円台後半まで上昇。184円台後半を中心に方向性を探る展開が見込まれる。ドル円が159円台にしっかり乗せてくると185円台回復もありそう。
ポンドドルは1.33台後半での推移から、トランプ発言などを受けて1.3460ドル台まで上昇。その後は1.34台前半で推移。ユーロドル同様に現水準前後を中心としたもみ合いから方向性を探る展開となりそう。英PMIも発表予定となっており、こちらも注目材料。
ポンド円は212円台後半での推移から213円台半ばを超えるところまで買いが出ている。この後は213円台を中心にユーロ円同様に方向性を探る展開となりそう。
豪ドルは、本日の4月豪雇用統計に注目。雇用者数はプラス圏維持も前々回、前回から伸びが鈍化する見込みとなっている。それなりにブレのある指標だけに予想を下回って雇用減が見られたり、正規雇用の大幅減が見られたりするようだと、豪ドル売りが広がる可能性がある。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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