【海外市場の注目ポイント】11月の米消費者物価指数など
日本時間午後10時半に11月の米消費者物価指数が発表される。総合の大方の予想が前年比2.7%上昇、コアの大方の予想が前年比3.3%昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の2.6%上昇から加速する一方、コアの前年比の伸びが前月の3.3%上昇から変わらないとみられている。6日に発表された11月の米雇用統計でインフレに影響を与える平均時給は、前年比の伸びが予想を上回っていた。11月の米消費者物価指数も同様の結果になるようであれば、米連邦準備理事会(FRB)の来年の利下げペース減速観測が広がり、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間午後11時45分にはカナダ中銀(BOC)理事会の結果の発表、同12日午前0時半にはマックレムBOC総裁の会見も予定されている。BOC理事会で政策金利は現行の3.75%から3.25%に0.50%引き下げられるとの見方が優勢となっている。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。