ドル円は落ち着いた動き=東京為替概況
ドル円は落ち着いた動き=東京為替概況
昨日の海外市場で有事のドル買いなどを背景に162.40円台まで上昇したドル円。162.50円手前の売りに上値を抑えられると、日本国債利回りの低下(債券価格の上昇)に伴う「日本売り」の一服や、ドル高の調整売りが優勢となった。午後には20年物日本国債の入札好調が報じられて円買いが強まったものの、下値は162.23円近辺にとどまっている。なお、20年債入札は応札倍率が4.52倍と前回の2.97倍から急上昇。需要の強さを示すテール(最低落札価格と平均落札価格の差)は0銭となった。この国債需要の旺盛さを受けて10年債利回りなども低下。朝の2.801%から午後には2.700%まで低下している。
昨日の海外市場で1.1440ドル台から1.1380ドル近辺まで下げたユーロドルは、朝方の1.1378ドルからじりじりと買い戻される展開。ドル全面高の調整などが支えとなった。もっとも、1.1400ドル台を回復しきれないなど、上値の重さも意識されている。
ユーロ円は185円台での買いには慎重なものの押し目買いも手堅く、目立った方向感に欠ける推移となった。
ユーロドル同様、昨日の海外市場での売りが目立ち、1.34ドル台から1.3340ドル台まで下落したポンドドル。朝方の1.3342ドルから1.3371ドルまで反発しており、ドル買い一服感が支えとなっている。
ポンド円は216円台後半を中心とした推移。朝方の買い戻し局面で217円台に乗せる場面もあったが、すぐに押し戻されると、午前中には一時216.69円まで下落。午後は216円台後半で底堅い値動きとなっている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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