静かな取引、東京市場からの円高の動きは落ち着く ドル円161円台後半=ロンドン為替概況
静かな取引、東京市場からの円高の動きは落ち着く ドル円161円台後半=ロンドン為替概況
ロンドン市場では、静かな取引が続いている。ドル円は東京午前に162円台前半から161円台前半まで大幅に下落した。片山財務相の「日銀巡る骨太方針の記述、与党で調整中」「GPIFなど年金基金による日本の金融資産投資を後押しする」などの発言が円買い反応を広げた。しかし、その後はじりじりと値を戻しており、ロンドン時間には161円台後半で取引されている。クロス円も下げ一服。ユーロ円は184円台後半、ポンド円は217円を挟んだ揉み合いとなっている。ドル相場全般も東京市場でのドル売りを解消。ユーロドル、ポンドドルいずれも前日NY終値付近に戻している。東京タイムに「米イラン技術協議は継続される」と報じられるなど中東情勢が一服。また、この時間帯は注目経済統計発表もなく動意薄となっている。このあとの米国市場での韓国SKハイニックスの取引開始後の動向を見極めたい。また、カナダドルにとってはカナダ雇用統計発表が待たれている。
ドル円は161円台後半での取引。東京午前には162.43付近を高値に161.29付近まで大幅下落した。片山財務相が日銀をめぐる骨太方針についての調整や、GPIFなどによる国内資産投資の後押しなどに言及したことが円買いの背景となった。しかし、その後はじりじりと値を戻しており、ロンドン時間には161.80付近へと買い戻されている。
ユーロドルは1.14台前半での取引。東京午前には1.1430付近から一時1.1461付近まで買われた。ドル円の下落につれてドル売り圧力を受けた格好。しかし、その後は売りに押されて、ロンドン時間には1.1427付近に安値を更新した。前日NY終値1.1430付近へと戻した。ユーロ円は東京午前に185.70付近を高値に184.80台へと下落した。その後は売買が交錯するなかでロンドン序盤には184.74付近に小幅に安値を広げた。ただ、足元では揉み合い商状が続いており、動意薄だ。
ポンドドルは1.34台前半での取引。東京早朝の1.3401付近を安値に、東京昼にかけて1.3452付近まで買われた。その後は売りに押され、ロンドン序盤には前日NY終値1.3408付近まで下押しされた。足元では再び1.3430台へと上昇。1.34台前半での取引に終始している。ポンド円は東京朝方の217.81付近を高値に売られ、ロンドン序盤には安値を216.72付近に更新した。その後は217円台前半へと再び上昇している。ユーロポンドは0.8530付近から0.8509付近へと軟化しており、ポンド買い・ユーロ売りのフローが入っている。前日にピル英中銀チーフエコノミストがインフレ圧力に対応して金利を引き上げる必要があると述べたことが引き続き材料視されたもよう。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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