ドル円、151円台後半 本日の米経済指標は経済の底堅さ示す=NY為替
その後、ドル円は151円台に再び戻している。NY時間に入って一旦152円台に戻していたが、上値では戻り売りも出るようだ。
きょうのドル円は一時151円台に伸び悩んでいたが、NY時間に入って買い戻されていた。この日発表になった雇用指標やPMI、住宅指標などがいずれも予想を上回り米経済の底堅さを示していた。下げて始まった米国債利回りも下げ幅を縮小し、ドル円も追随したようだ。
前日のドル円は上げの勢いが加速し、153円台まで一気に上昇。米大統領選を前にしたドル高と米国債利回り上昇でドル円はリバウンド相場を加速させていた。しかし、さすがに過熱感は否めず、過熱感を測るテクニカル指標であるRSIは前日に、買われ過ぎの水準である70を超えていた。本日は米国債利回りも下げており、ドル円もリバウンド相場を一服させている模様。
USD/JPY 151.88 EUR/JPY 164.09
GBP/JPY 197.02 AUD/JPY 100.83
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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