米10年債利回り上昇 中東情勢が再び緊迫化 パウエル会見で上げ拡大=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:30)(日本時間05:30)
米2年債 3.786(+0.112)
米10年債 4.269(+0.070)
米30年債 4.884(+0.043)
期待インフレ率 2.421(+0.032)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場、10年債利回りは上昇。中東情勢が再び緊迫化し、下落していた原油相場が再び上昇に転じたことで利回りは上昇。イスラエルがイランのサウス・パルスガス田に空爆を実施したとイラン側が主張。それに対してイラン側は報復を表明しており、サウジやカタール、UAEのエネルギー施設を攻撃すると警告している。また、2月の米生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったことも利回りの上げを支援。
その後、午後になって、FOMC後のパウエル議長の会見にも反応。議長は「エネルギー価格上昇がインフレを押し上げる可能性がある」と発言。「インフレの進展が見られない限り、利下げは行わない」との見解を示していたことに反応していた模様。
政策金利に敏感な2年債は3.78%まで大幅に上昇した。
2-10年債の利回り格差は+49(前営業日:+52)に縮小。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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