ドル円の下値は限定的、米利下げペース巡る思惑で=東京為替前場概況
東京午前のドル円は150.50円付近まで軟化したが下値は広がらず、安値から切り返し150円後半で推移。来月以降の米追加利下げはかなりゆっくりとしたペースで実施されるとの観測が強まっていることがドルを支えている。インフレ率は鈍化しているものの、米労働市場が急速に悪化する兆候は限定的で、追加利下げを急ぐ理由はあまり見当たらない。
ドル円と同様にクロス円の下値も限定的。ユーロ円は163円前半、ポンド円は195円後半で推移。豪ドル円は100.60円付近まで強含み。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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