反発、ネタニヤフ首相の自宅にドローン攻撃=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=69.84(+1.35 +1.97%)
ニューヨーク原油の期近は反発。イスラエルのテルアビブ北部にあるネタニヤフ首相の自宅が無人機による攻撃を受けたことから、パレスチナ自治区ガザやレバノンでイスラエル軍に軍事行動が続くとの見方が強まった。緊迫を続ける中東情勢について、米大統領選を控えてバイデン米政権は外交的な解決を目指す動きを再び強めている一方、イスラエルのイラン攻撃に関する機密文書が米国から流出しており、終わり間際のバイデン政権にイスラエルでは不信感が広がっている。エルサレム・ポストは、バイデン政権がイランに攻撃計画を漏らしたと伝えている。
時間外取引で12月限は70ドル超の水準へ堅調に推移。通常取引開始後は戻り待ちの売りに押されて一時上げ幅を縮小したものの、買い戻しの流れが継続し、70.39ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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