株高など好感し、円安優勢=東京為替概況
株高など好感し、円安優勢=東京為替概況
ドル円は前日海外市場の流れが継続し堅調。昨日海外市場ではパウエル議長が利下げを急がない姿勢を講演で示したことでドル買い円売りとなり、142円台から143円90銭台まで上昇。朝方はイスラエル軍のレバノンへの地上侵攻などを警戒した円買いが入り143円37銭まで下げる場面が見られたが、株高もあってその後は円売りが優勢となり、144円台を付ける動きとなった。
昼前にいったん調整が入るも、午後に入って株が一段高となったことなどを好感した円売りに144円41銭を付けている。
ユーロ円などクロス円も同様に円安が進み、ユーロ円は朝の159円75銭から160円89銭、ポンド円は191円86銭から193円24銭を付けた。
午前中の豪小売売上高の強さもあって対ドルでも買いが出た豪ドルは、朝の99円20銭前後から100円07銭を付けた。豪小売売上高は前月比+0.7%と市場予想の+0.4%を上回る伸びとなった。
ユーロドルは1.11台前半でもみ合い。目立った動きは見られず。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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