ドル円は下げ一服も、ドル安傾向が戻りを抑制=東京為替前場概況
東京午前のドル円は143.49円付近まで戻した。昨日からの円高・ドル安が一服している。ただ、米追加利下げ見通しを背景に対主要通貨でドル安傾向が続いており、ドル円の戻りは限定的。週末の自民党総裁選を控え、円相場に動きづらさもある。
ユーロ円は160.59円付近、ポンド円は192.53円付近、豪ドル円は98.90円付近まで強含んだ。ドル円の下げが一服したことが支援要因。8月の豪消費者物価指数(CPI)は前年比+2.7%と、2021年8月以来の低い伸びだったが、豪利下げ開始観測の高まりは限定的。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。