ポンドドル、一時1.28ドル手前まで上昇 今週の英重要指標は英中銀を悩ませる可能性=NY為替
本日もポンドドルの買い戻しが続いており、一時1.28ドル手前まで上昇する場面が見られた。7月の中旬以降から先週まで続いた下げは一服しており、買い戻しの流れが続いている。200日線もサポートされており、長期の上昇トレンドは維持しているようだ。
今週は英重要指標の発表が予定されており、明日の英雇用統計、14日水曜日には7月の英消費者物価指数(CPI)が発表される。注目されている賃金上昇率は前回からは緩むものの、なお高水準が見込まれている状況。また、英消費者物価指数(CPI)は今年初となる伸び加速が見込まれており、来月の追加利下げを巡って、英中銀を悩ませる内容になる可能性が高いと見られている。
GBP/USD 1.2766 GBP/JPY 188.11 EUR/GBP 0.8559
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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