ユーロ円の下げで円高に、仏政局の混乱を警戒=東京為替前場概況
東京午前は円高。フランス総選挙の決選投票で、右派と左派がそれぞれ健闘する格好となり、政局の混乱が警戒されていることがユーロ円を圧迫し、全体的な円高を後押ししているようだ。週明けのユーロ円は173.57円付近、ユーロドルは1.0819ドル付近まで軟化した。
ドル円は160.29円付近、ポンド円は205.33円付近、豪ドル円は108.18円付近まで弱含み。先週末の米雇用統計で賃金上昇率が鈍化し、9月の米利下げ開始を後押しする内容だったことは引き続きドル円の重し。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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