米CPI後の円高・ドル安が続く=東京為替概況
米CPI後の円高・ドル安が続く=東京為替概況
16日の東京外国為替市場でドル円は153.60円付近まで下落。昨日の米消費者物価指数(CPI)や米小売売上高が発表された後の円高・ドル安が続いた。それぞれ弱めの結果だったことから、年内の米利下げ開始観測がやや高まっている。1-3月期の日本の国内総生産(GDP)1次速報値が前期比年率-2.0%となったことを手掛かりとする円売りは一時的。
ドル円に連動し、ユーロ円は167.33円付近、ポンド円は195.05円付近、豪ドル円は102.81円付近まで下落。4月の豪雇用統計で失業率が悪化、正規雇用者数が減少したことを受け、豪ドルは対ドルでも軟化した。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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